参加申込

コミュニケーション
ラボ

日程:
10月29日(火)ー11月3日(日・祝)
会場:
ロビーギャラリー

試行錯誤しながら相互理解を深めるワークショップや謎解きゲーム、触覚でモノを認知する体験や展示などを通して、コミュニケーションのあり方を考え、さまざまな人にとっての「文化と居場所」について探求する。

コミュニケーションラボのイメージ写真 左右から白いカードを持った手が伸び、画面中央でカード合わせをしている

コミュニケーションラボ

01わたしの世界・あなたの世界

  • ワークショップ
  • 展示

隣のだれかと「伝えあう」ことについて考える。触察、音声・視覚言語、会話、文化的背景の違いなど多角的な視点をもとにさまざまなワークショップを体験し、試行錯誤しながら相互理解を深める。また、ヨーロッパでのリサーチや実践、そこから考える「わたしの世界」や「異なる世界」などについて、展示として発表する。

02<ふれてみる>ってどういうこと?

  • ワークショップ
  • 展示

人が世界をとらえる情報の8割は視覚情報といわれるが、視覚に障害がある人はどのようにモノや空間を理解し表現してきたのか。美術教育のあゆみをふまえ、目隠しをした状態で触図やオブジェを触察し、触覚という感覚をあらためて見直すワークショップを実施。聴いて触って体験する落語絵本『まんじゅうこわい』なども展示。

03デフリンピックの紹介(東京都生活文化スポーツ局国際スポーツ事業部)

  • 活動紹介
  • 体験

デフリンピックとは、国際ろう者スポーツ委員会が主催し、4年毎に開催されるデフアスリートを対象とした国際総合スポーツ競技大会。
東京2025デフリンピックは、100周年の記念すべき大会であり、日本では初めての開催になる。
東京2025デフリンピック公式マスコット「ゆりーと」のモニュメントや、競技を体験できるコーナー、国際手話のほか視覚による情報保障が特徴的なデフリンピックについての展示等を行う。

04伝わる! つながる! やさしい日本語(東京都つながり創生財団)

  • 展示
  • ワークショップ

「やさしい日本語」とは、文法・言葉のレベル、文の長さなどに配慮し、わかりやすくした日本語のこと。外国人への情報提供手段として生まれ、子供、高齢者、障害のある人などとのコミュニケーションにも効果的なツールとして注目されている。言葉と心のバリアフリーを目指す「やさしい日本語」についての展示とワークショップを実施する。

05異言語脱出ゲーム「CAN YOU HELP THE ANDROID?」

  • 謎解きゲーム

参加者が手話や音声言語でコミュニケーションをとり、アンドロイドを救うために制限時間内に謎を解き、ミッションクリアを目指す謎解きゲーム。
申込は10月1日より開始します。

06東京藝術大学「共生社会」をつくるアートコミュニケーション共創拠点

  • パネル展示

芸術が福祉やテクノロジーなど異分野と協働する「誰もが孤立しない共生社会」を目指すアートコミュニケ―ション事業。アート・福祉・医療・テクノロジー分野、40の機関と連携し「文化処方」の社会実装を試みる取組について発表。

コミュニケーションラボ:レクチャー・ワークショップ

07デイビッド・デ・キーザーによるリーダーシップワークショップ

  • レクチャー
  • 対話型ワークショップ

11月2日(土)14:00〜15:30
ろう者と聴者が協働するフランスのフェスティバル「クランドゥイユ」のディレクターによるレクチャー形式のワークショップ。イベントにおけるチームビルディングやコミュニケーションの取り方、また言語が異なる者同士がどのようにモチベーションを保つかなど、リーダーシップの在り方について学ぶ。

07伝わる! つながる! やさしい日本語ワークショップ

  • ワークショップ

10月31日(木)14:30~15:30
多文化共生社会の共通言語とされる「やさしい日本語」を体験するワークショップ。やさしい日本語とは、難しい言葉を言い換えるなど、相手に配慮したわかりやすい日本語のこと。日本語を母語としない人、子供、高齢者、障害のある人などとのコミュニケーションに活用できるツールとして注目されている。本ワークショップでは、外国人参加者と一緒にワークを楽しみながら、やさしく伝えるコツを学ぶ。

07文化処方の育み方と開き方

  • レクチャー

10月30日(水)13:00~14:00
東京藝術大学が2023年から取り組む「共生社会をつくるアートコミュニケーション」事業。アート・福祉・医療・テクノロジー分野、40の機関と連携して、人びとの間につながりをつくる「文化的処方」の社会実装を試みている。チームの運営から社会への展開の仕方まで、その試みと工夫を公開する。
登壇 伊藤達矢(東京藝術大学)ほか